色合わせがなかなか厄介なんです。
2011年02月24日
変色の修正には染料を使いますが、
その色合わせがなかなか厄介なんです。

前回の記事ではまず最初に掛け衿のファンデーションや
皮脂の汚れを揮発油で洗い落しましたが、シミが黄色く変色
したものがまだ残っていますね。

これを綺麗にするには染料で補正するしか方法はありませんが、
この色合わせが職人の腕の見せ所なんです。
ベテラン職人のTMさん。
繊細な筆さばきで少しずつ慎重に染料を差していきます。

今度はハケを使いながらぼかすように少しずつ…

これで出来上がりです。

衿周りのこすれた箇所は生地表面もスレて傷んでいますので
見る角度によっては少々色が違って見える場合もありますが
「ここに変色がありました」と言われない限りは分からないまでに
綺麗になりましたね。
着用した後、あまり汚れていないからとそのままにしておくと
皮脂汚れやファンデーションが時間の経過とともに酸化して、
着物の生地や染めを痛めてしまうことになります。
特に汚れが付きやすい衿元と袖口くらいは
綺麗にお手入れしてからタンスにしまった方が良いですね。
きものケアアドバイザー“友禅大使”でした。
見積り無料!お電話一本でご自宅までお伺いいたします!
~きものお手入れサロン友禅工房~
〒430-0926静岡県浜松市中区砂山町345-8
TEL 053-451-5566
FAX 053-451-5568
フリーダイヤル0120-43-1274
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皮脂の汚れを揮発油で洗い落しましたが、シミが黄色く変色
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ベテラン職人のTMさん。
繊細な筆さばきで少しずつ慎重に染料を差していきます。
今度はハケを使いながらぼかすように少しずつ…
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衿周りのこすれた箇所は生地表面もスレて傷んでいますので
見る角度によっては少々色が違って見える場合もありますが
「ここに変色がありました」と言われない限りは分からないまでに
綺麗になりましたね。
着用した後、あまり汚れていないからとそのままにしておくと
皮脂汚れやファンデーションが時間の経過とともに酸化して、
着物の生地や染めを痛めてしまうことになります。
特に汚れが付きやすい衿元と袖口くらいは
綺麗にお手入れしてからタンスにしまった方が良いですね。
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Posted by 友禅大使 at 14:27│Comments(0)
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